魚釣り夜話,フィッシングの夕べ

釣りに長く親しむと色んなことがあります。フィッシングを取り巻く環境の変化もあります。『魚釣り夜話,フィッシングの夕べ』はそんな釣りの与太話のサイトです。

釣の危険、海辺の危険

釣り鉤(釣り針)危険

釣りに行けば釣り針を扱う。至極当然のことです。釣り針なしに魚を釣り上げることはできません。釣り針は「釣り鉤」と書くこともあります。つりをするカギ、フィッシングフックというわけです。この釣り針、先はとんがって針のよう、カタチはカギ状の剣呑な代物で、多くの釣り針はさらに、「かえし」という抜け防止のための逆さ針が設けられています。魚釣りでのもっとも身近な危険はこの釣り針です。釣り針が身体に刺さったとしますと、「かえし」があるため釣り針は簡単に抜けず、無理に抜くと大層痛い。のみならず、動脈を傷つけたりもするので、ちっぽけな釣り針を取り除くための手術が必要になったりもします。現場で釣り針抜きをするときには、よく切れる刃物で釣り針の刺さった所を自分で切開するのが一般的(?)ですが、プライヤーでチモトを切断してから、表皮に向けて針を刺し進めるという方法もあります。どちらも自分でやって見ましたが、後者がオススメの釣り針抜き法です。が、オススメしません。病院に急ぎきましょう。

釣り場の滑落は痛い

大抵の釣り場は水面との落差がありますので、長年釣りに通うと滑落することもあるかもしれません。私も釣り場での滑落を一度きりですが、経験しています。他の釣り記事で書いたように、私は釣り場で酒をのむ酔っ払いですが、釣り場をひんぱんに移動するその日の釣行ではノンアルコールフィッシング(笑)でした。にもかかわらず釣り座へ向かう堤防の中段にあった浮き砂を踏んづけて、水面まで40度くらいの傾斜を5mほど滑り落ちました。釣りの現場ではよくある話です。しかし、その釣り場は河口付近だったのですね。滑落した釣座の横ののり面は粗いコンクリート仕上げで、水面間近は美味しそうなカキが一杯くっついています。上手に身をひねって背や腹はかわしましたが左手のひらはオロシ金でおろしたみたいになりました。釣り場のモミジおろし・・・。その日はたくさん魚を釣りました。大漁です。魚が釣れるたびに手のひらは痛みましたが、海水の効用でしょうか、私の体質でしょうか可能もせずにいつか傷はいえました。手のひらに薄く残った傷を眺めるたびに、あの日の釣果、もとい、痛みを思い出します。転落はいきなりですが、大抵は不注意が原因です。重々注意しましょう、お互いに。

釣り場の転落は寒い

魚釣りを木材の上でしたことはおありでしょうか?筏釣りの経験者は少なくないと思いますが、係留した材木の上で魚釣りを楽しむ機会はあまりないものと思います。当時中部地方のN港は日本一といわれる木材港がありました。釣り場としても有望なこの海域はスズキ、ボラ、黒鯛など、汽水域に多い魚が遊弋し、自然、釣り人は材木の上で釣りをしていました。材木といっても大きいものは2mを超える径ですから、その辺の小舟よりも安定した釣り場です。しかし釣りにはアクシデントはつきものです。釣は自然相手の遊びですからね。その釣行で私、海に落ちたんです。釣り座をすえた材木の横に係留してあったクルーザーに手をついて友人の釣り師と談笑していて、気付いたらクルーザーは預けた体重のせいでむこうへ動いていました。そして師走の海にドボンです。その日の釣りは携帯していた雨具を着込んで寒さとの戦いでした。釣果はというと大きいボラを数尾釣り上げただけに終わりました。

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